いつまでも最終回

終わる終わる詐欺です

時間の流れを記述する流体力学

アイスが美味しい季節になりました。皆さんの好きなアイスは何ですか?

動かざることチョコモナカジャンボの如し、サクレの中に入っている薄切りレモンのように常日頃から存在感をアピールしていきたいなと思う今日この頃です。

あっという間に6月が終わり、つまり今年も半分が終わったんですね。このブログもなんだかんだ半年続いているということになります、いやあ頑張った。最近は適当になりつつあるけども気にせずいきましょう。

 

さて、本当にあっという間に時間は過ぎていく。一般に年を取るほど一年が短く感じられるようになる、といいますがこれはどういうことなのか?

時間は流れるものであるから、流体とみなして考えてみよう。一般に水のような流体の流れにはベルヌーイの定理が成立する。(参考記事:)

https://www.cradle.co.jp/tec/column06/021.html

かんたんに言えば、管の中を流体が流れていくとき、管が太いところよりも細いところのほうがその流れは早くなる、という定理である。

このベルヌーイの定理を時間の概念に拡張して考えよう。管として用意するのは人間の生涯とする。生まれたばかりの頃には無数にあった、とある人物の可能性は年を取るに連れ狭まっていく。人は選択を重ねながら生きていくのだから当たり前である。これは「諦めなければ夢は叶う!可能性は無限大!」みたいな話とは異なるベクトルの話だ。選択肢の数だけ生まれるパラレルワールド(=可能性)から一つを選択し、他は捨てるというプロセスの繰り返しが人生の構築である。こうしてパラレルワールドを捨てていくことを「可能性が狭まる」と表現している。この可能性の大きさを管の太さとして捉えてみよう。この時、人生が進むに連れて可能性は狭まるので、管も年を取るほど狭くなっていく。ここでベルヌーイの定理を思い出してみれば、管の広い部分(若い時期)よりも管が狭い部分(年老いてから)のほうが、そこを流れる時間の流れは速くなることがわかる。これが年を取れば取るほど時の流れが速く感じられる理由である。

 

と、詭弁を展開するのはここまでにして、他の話を始めていきたいと思います。

 

 

●上半期自選4首

Twitter短歌界隈では  のハッシュタグが盛り上がっておりました。これらの一部は「半年たったんか」という企画で配布が予定されているようで、楽しみこの上なし。私もこっそり出してます。短歌詠む側にまわりはじめて一年くらいたつけど、こういう企画に出るのは初めてなので、参加できて嬉しいです。配布されたらまたこの話したいね。します。

 

 

うしろシティ「美容室」

youtu.be

うしろシティってあんまり知らなかったんだけど、このコントで一気に好きになった。少しずつ少しずつ明らかになるケンジを取り巻くドラマと、それに惹きつけられて中々美容院を去れない客、散髪しながらも気になって仕方がない店長。大きな体の動きもなく、ただただリアクション、それも大声を出すわけでもなく表情と顔の向きの変化のみ。それでここまで綺麗にまとめられるものなんだな、少し感動した。

 

 

 

●ひなあいBBQロケ編

 「日向坂で会いましょう」という番組、略して「ひなあい」の6月23日〜はBBQロケ編。これがメチャクチャ面白い、いや他の回も面白いけど特にね。動画は各自探してくだせえ。

ひなあいは日向坂46の番組で司会がオードリーなんだけど、ことBBQロケ編に限って言えばオードリーの冠番組の出演者が日向坂46だった、という方が近いかもしれない。

今週はひなのなのが輝いた回でしたね。。良かった良かった。。

 

●粘菌歌会第18回

 すべてが良かった。「いや、その良さを言語化するのがお前の役目じゃないのか」と言われてしまいそうだけど、ひとまず言わせてくれよ。

 クラゲの歌が良かったな、Dont Think, Feel 自体が理性を奪われている人の行動指針のようでいて、そうでないともとれる。その主体は誰なのかが気になるね、という話。本当に綺麗だし、内容も世相を刺す感じを含んでいて凄いと思った。一番心に残った。

あとカレー屋さんの歌。何でもないことがある人にとって大事なもの、とまではいかなくても無くなると悲しいものであることは往々にしてあって、私にとってのそれは帰り道にあるお好み焼き屋さんだ。もしかしたら私が夜ふかししている部屋の明かりを見て同じように思っている人もいるかもしれないし、それ以外でもやっぱり何かしらの部分で他人と関係性を持っていたいなと思う。

 

 では終わりです。

次回は、もしかしたら最近の勉強の話になるかも。