いつまでも最終回

終わる終わる詐欺です

GW間近で気が気でない

自分で書いといてなんだが、「気が気でない」とはなんだ。

落ち着いていられない、というような意味であることはわかるが、気とは?現代語からは直感的に導けない言い回しだと感じる。

こういう言い回しって沢山あって、例えば「ふと思い立って」の「ふと」ってなんだ?と考えたことがある。中学生の頃だったと思う。高校生になって夏目漱石を読んでいて「不図」なる記述をみて疑問は解決した。こういうことこそ国語の時間に習いたかった(たまたまこの記憶が鮮明に残っているけれど、今思えば嫌いだった古文とか漢文の授業では出てきてたかもしれない)。

国語の授業といえば、小学校低学年の教科書にあった「アレクサンダとぜんまいねずみ」というお話を未だに思い出す。お話自体はあまり覚えてないのだけれど、授業中順番に本文を音読していく際にクラスメイトの今井くんが登場人物(?)のトカゲのセリフを変な声色で読んでいて面白かったことを未だに覚えている。

高校の国語の授業(現代文というんだったか?)はあまり教科書を使うタイプの授業ではなかったので、共通言語としての思い出はないかもしれない。ただ高校の国語の授業あるあるなんて切り口で会話したことがないからよくわからない。でも他でもやってそうな授業もたまにはあって、高校一年生の頃、夏目漱石夢十夜を授業で読んだ。先生がどこからか調達してきたアニメや実写映画版の夢十夜を放映してくれたのを覚えている。あれは第何夜だったか、船に乗る話のアニメ映像が色彩豊かで綺麗だった。高校になって夏目漱石を読み出したのは半分これがきっかけ、もう半分は何かかっこいいからだった。選択制だったか何かで私は受けなかったけど、高3になって現代文のテスト範囲が「こころ」まるまるすべてだった回なんかもあったし、やけに夏目漱石押しだったかもしれない。

さて、つらつらと中身のない昔話を書くのもここまでとして、つらつらと中身のない最近の話を書いていこうと思う。

 

 (アフター6ジャンクションカルチャートーク Lo-fi HIPHOP回)

youtu.be宇多丸の文化人感は嫌いじゃない、好き。サングラスで文化人感を出している人といえばタモリが頭をよぎるが、2人は同じ早稲田の門を叩いたもの同士。私もこの路線に今後もし進むことになれば、忘れずサングラスを着用するようにしよう。

lo-fi hiphop の話は前回も書いたと思うんだけど、そこで出た話の元ネタがあったので共有しておく。

コミュニティ形成、「アニメはクール」の価値観形成あたりの話はやはり聴いていて面白い。なんというか生活に根ざしたものから価値観が生まれていく様を(後からの分析だけど)考える、これがカチリとはまった。それで認識が変わった部分があって、例えば文学史なんてものはこれまであまり興味がなかったけれど、それぞれの作家がどんな作品に感銘を受け、影響しあい、そして新たな作品が生み出されていったのか。これを考える、勉強するって絶対面白いやつじゃん、と思うようになった。

あとwebのストライキって話は初めて耳にしたけど、響きが良いね。日本だとブーイングが凄いからあまりないけど海外って鉄道とかがストライキでばんばん止まるのよね。webサイトにも完全にインフラと化しているものは沢山あるけど、ストライキの現場が段々とITの方面に移り、そうしたサイトが閉鎖され始める世界線もあるだろう。ストライキって迷惑をかけることを目的とする活動だと思うんだけど、それをブーイングひどいからやめるって日本どうなってんだ?とよくよく考えて思い至ったり。まあいいや。

アト6は好きなアーティストがスタジオ・ライブやる回くらいしか聴いてなかったけど、ビヨンドザカルチャーのコーナーは中々面白そうだし、ちょくちょくチェックしていきたいな。宇垣アナが出る回もあるし!

 

 

 蓮沼執太フィル「アントロポセン」をユザーンと一緒に聴いてみた

youtu.beこれも前回紹介したものの関連。蓮沼執太フィルのアルバムを効きながら雑談(?)する動画。punpeeのアルバムでディレクターズカット版(曲をバックに作成秘話とか元ネタとかをぐだぐだ話すやつ。最高)のCDというものに初めて出会い。その面白さに魅了された私。この動画もやっぱり面白くて、新しい曲の聴き方、視点に気づかせてもらえる。メンバーのキャラみたいなものも見えてくるし。にしてもユザーンさんの声、話し方は落ち着きますね。

会話的には録音場所の話で「どこで録ったの?」「えーとね。防衛省の前」「街で言うとどこ?」の流れが面白くてなんか笑っちゃった。(30:00-あたりです)

 

 みんなAマッソ加納さんが好き/ ぐちラジ#1276youtu.beウエストランドといえばラジオ関連でよく聞く名前だし、M1敗者復活で先頭バッターを努めていた(確か)ことも記憶に新しい。けどこんなラジオ企画をやっていたとは知らなかった。たまたま目に入ったから聴いてみたんだけど面白かった。大学生の頃に友達と酒飲みながらこんなかんじの会話で盛り上がってたな。よき時間だった。

 

 たま さよなら人類

youtu.beたまたま聴いたこの曲が中々頭から離れない。

 二酸化炭素をはきだして あのこが呼吸をしているよ

どん天模様の空の下 つぼみのままでゆれながら

野良犬はぼくの骨くわえ 野生の力をためしてる

路地裏に月がおっこちて 犬の目玉は四角だよ

一番の歌詞、2行目までは「まあまあまあ」じゃないですか。メロディーもあいまって楽しげな感じ。3行目で「急にどうした?」ですよね。でもまだ「まあこういう歌詞もあるか。」で次に行ける。4行目は一体何なの?「犬の目玉は四角だよ」が怖すぎませんか?「やっぱりやばいやつじゃねえか!逃げろ!!」と叫びたくなる。

にしても素敵なセットだね。

 

 海馬の達人

youtu.bこれもまた、たまたま目に入ったから見てみたやつ。即興でやっているとしたら凄すぎるな。ドラムやってた?ってくらいサビ前とかサビ間のつなぎ部分のリズムが綺麗。にしてもやはり渇いた叫びは名曲だ。初期遊☆戯☆王のアニメ、あんまり見ていた覚えがないのだけど、映画版?の映像をツタヤで借りてみたことがあった。パック購入してレッドアイズを引き当てた少年が海馬のブルーアイズに何やかんやで勝つ、という話だったと記憶している。「ブルーアイズは勝利をもたらし、レッドアイズは勝利の可能性をもたらす」みたいなことを言うお婆さんが作中登場したのに対し、「可能性か... 何%かも言わないしちょっとしょぼいな...」と思った覚えがある。渇いた叫びはそこで聞いたことがあったのか?もしくは古めなアニソンをよくカラオケで歌う友人が中学校の頃いたので、その影響で知っていたのか?よく覚えてないけど。なんかよく覚えてないことばっかりだね。

 

 

 大麻マリファナが合法化inカナダ

youtu.beマリファナ合法化したカナダの様子を映した映像。登場する女性、合法化した当日のはずなのに明らかに吸い慣れてて笑っちゃった。マリファナを吸うときはドリトスを買っとく、覚えておこう。カナダでマリファナ吸ってる動画とか、以前書いたインドの汚い屋台の料理動画とか、本当にyoutubeには世界中の文化、生活が記録されていて凄い。もう文化的資料プラットフォームだよ。

大麻とかマリファナとか覚せい剤、それぞれの立ち位置がよくわかってないので各種議論を見る前にきちんと抑えておく必要があるな。

自分からは非常に遠い世界のことのように感じるけど、普段からHIPHOP聞いてるから身近に感じる部分もあるんだよな。あのラッパー最近見ないな、と思ったら薬で捕まってたとかよくあるし。ラップバトルでも草吸ってる発言するやつ多いけど、がちなのかは良くわからん。と思ったらこの前DOTAMAの大麻撲滅イメージキャラ採用の件でめちゃくちゃ議論が白熱してて、やはりあの界隈には吸ってる人が多いんだな、と認識を改めた。

 

 おはぐみ  サヨナラのかわりに

youtu.beおはスタ!熱心に見てたわけじゃないんだけど、この歌は異様に記憶に残っている。「おはスタ!の卒業ソングいいよな!?」って発言がアホっぽすぎるので普段あまり言えないし、言ってもあんまり共感されない、というかみんな覚えてない。これを読んでくれている皆さんは覚えていますか?おはガールが歌ってたこの曲を。

当時のおはスタ!では、おはガール出演のミニドラマみたいなのを毎日少しずつだけ流してて、その中でこの曲が流れたような覚えがあるんだけど。そういう流れは今もあるのか?今昔知り尽くしたおはスタ!マニアの登場が待たれる。

上述のミニドラマと同じ感じで、おはスタ!内で毎日少しだけアニメやってたよね。私の記憶で一番古いのは学級王ヤマザキがやってた記憶。学級王ヤマザキといえば、ヤマザキが朝目覚めると街から人が全員いなくなってて、最初は好き放題するも最後は寂しくなって泣いてるところに皆が帰ってくる(ヤマザキ以外の街の人全員一緒に温泉に行ってた)という回が印象的だった。自分が街を歩いてて誰にも会わない、車も自転車も走ってない、なんてことが朝方とかだとたまにあるけど、毎回「学級王ヤマザキじゃん」と心の中で思っています。

 

THREE THE HARDWARE 1-6 「悲喜こもごも」

youtu.beTTHWアリムラ回。ずっと楽しそうで本当に良かった。

ガヤが優しくていい。12分あたりからの盛り上がりとか好き。曲がどんどんできていく様子は何回見ても面白い。

5:55 あたり「終わらせたぞアイツ」のツッコミとか、笑っちゃうもんな。何が面白いのかわからないけど、なんでだろう。考えときます。

にしても、悲喜こもごもなんて言葉がよく出てくるな。ツッコミといい、ワードセンスが凄い。

 

長くなってしまったので終わります。令和迎える前にもう一記事くらい書くかもしれん。

ではみなさん良い休日を。